恋
誤解
カズ君とは毎日のようにメールをした。
私はまるでストーカーのようにハチの行動をカズ君から聞いてる。
でも最近はそんな事もなくなった
ただお互いの好きな事についてメールしたり…
カズ君とは結構気が合うのだ
それに、第一印象とは正反対のカズ君の性格に気づいて何でも話せるようになった。
だけど、それとは正反対にハチとはあまりメールしていない。
勉強してるから邪魔しちゃいけない!って思ってたら…
その愚痴を全部カズ君にしちゃうようになってたわけだけど…
―…
「おまたせ!」
「うん、待たされた…。」
9時5分…
「9時3分に集合とか言うからっしょ?」
「まぁー、いいわ…行こう。」
今日はハチの誕生日が近いから、一緒に誕生日プレゼントを買いに行くことになった。
街を歩けば、何故かカズ君に視線が注がれる。
「カッコイィー…」
遠くで聞こえた声に私は思わず下を向いた。
「何下みてんの?」
「え?」
カズ君の声に驚きながら顔をあげた