わがままな姫と御曹司
「悠斗様!!」
「なんだ!!」
「あの…。お誕生日おめでとうございます。」
「あぁ…。そうか。そういえば、今日誕生日か…。」
「はい!!そうです。悠斗様が立派になられて…。私嬉しいです。」
「なにいってんだよ///。拓真!お前、まだ27だろうが!!年寄りみたいな事言いやがって…。」
…今、俺の隣でじじぃみたいな事を話しているのは。
拓真(たくま)
俺の専属執事だ。こいつは、2人子供を持つ立派な父親でもある。俺が生まれる前から、俺の家に仕えている。
「おい拓真‥!!」
「はい‥。なんでしょうか?」
「父上と母上が話しがあると言っていたが、何時頃だ!!」
「はい!!10時頃です。」
「えっ!!10時頃だと(怒)!!」
「どうしたのです?悠斗様?」
「今すぐ、父上と母上に伝えてこい(怒)!!」 「はいっ…しかし何をですか?」
「10時には会えないと…」 「へっ‥?なんで会えないのです?」
「俺は寝るからだ!!」
「しかし…」
「昨日は無理やりパーティーに連れていかれたんだ!!それぐらい大丈夫だ。」
「はい…。わかりました。伝えて来ます。」
「わかったならいい…。なら、俺は寝る。2時頃におこせ!!」
「はい。おやすみなさいませ。」
「あぁ…。おやすみ」
悠斗は眠りについた。
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