さようなら、極道なアンタ。

繰り返す







アタシが向かう先は
元彼の家、アタシがほんの数ヶ月前まで住んでた家。



元彼?



元彼…だ。
その時はもう【元】、過去だ。








16の頃付き合い始めて
そいつと住みたいがため家出。

それから家には一度も
帰ってない。




その男ってのがどうしようもないヤツで

働かないわ
女癖悪いわ
暴力振るわ…

その上、束縛も激しくて



でも、その男と出会うまでは
誰と付き合ってもろくに長続きしなかったアタシが

気づけばその頃で約二年半。

若気の至りかもしれないけど
なんだかんだ離れられなかった。





その時も
その男の三度目の浮気が原因で別れたものの

一ヶ月もすれば形なくとも
関係が戻りつつあって。










かと言ってもアタシだって
時には周りを見たいわけで



ずるずると三ヶ月もきちゃったわけで。








それで今に至る。


わかってたから。
一緒に居すぎたから、お互いそれなりの距離があるほうがうまく行くって


中途半端な関係。









でも躍る心で手を挙げ
タクシーを停めるアタシがいたのは事実だった。
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