1431㌔の純恋
外の気温は18C゜僕達の体温は80C゜
ホテルに入り、
僕は身に着けてるアクセサリーを全て外し、
ベットに横になった。
ふぅ。とため息が出た。
今日かなり歩いたから足がパンパンだ。
少し休憩してから
入浴する事にした。
僕は初日の事から
今日までの事を
思いだしていた。
初日。初めての一人旅で
緊張しながら行った
新幹線の旅。
僕は朝からすごくドキドキしていたんだ。
無事にこっちに着いた
時は思わず駅で
着いたーーーって叫びたくなったけど、
心の中で叫んだんだ。
そのくらい君に会える事がうれしかった。
二日目の今日。
一緒に行ったデパートと、マンガ喫茶。
僕はなにもかもが
初体験だ。
本当に良い日になったと
しみじみ感じた。
お土産と共に持って帰るのは思い出。
思い出が保管できるのならば金庫にしまいたいくらいだ。
いつか忘れてしまうのか、僕はこの思い出を
忘れたくなかった。
絶対に。
僕は自分に言い聞かせ、
絶対に忘れないようにした。
僕がベットで休んでると
君が来た。
僕は、「おいで。」と言い
一緒に布団に入った。
外の気温は18C゜くらいであったが僕達の体温は
それ以上に暖かかった。
常夏のハワイより、
常夏の沖縄より、
常夏の熊谷市より
暖かかった。
僕はこの温もりを、
肌でずっと感じた。
君とこうできるのも
今日が最後。
明日はもう君とは泊まれないのだから。
僕は君をずっと抱きしめた。君も抱きしめてくれた。幸せなひと時。
二人だけの甘い時間。
この時間に値段なんか
つけられない。
この時間を過ごせるのは
世界中でたった一人。
僕だけなんだ。
僕は値段のつけられない時間を君と一緒に過ごせる事に感動した。
二人で仲良くしている内にお風呂が沸いた。
僕はお風呂に
ゆっくりつかり、
今日一日の汚れを落とした。僕はスッキリしてお風呂から上がった。
僕達はベットに入り、
僕は君の腕に抱かれながら、ゆっくり床についた。
明日は君といれる
最後の日。
今まで以上に
明日は楽しむぞ。
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