神様の向日葵





父さんは残業で
帰宅したのが21:30




あたしは自分の部屋で
音楽聴きながら
アメを舐めていた




あーあ、いつまで続くのかな





この空間、この時間






人は死ぬのを怖がる
誰かが死ぬのを怖がる






だけどあたし達は
もう死に向かって歩いてる


それに気づくと
鳥肌がたって
あたしは1人で怖くなっていた






――――向日葵







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