君と私とときどき君と




聞いてみた。
怖くて聞けなかったことを、ない勇気振り絞って聞いてみた。




「あたしの……さぁ、髪の毛って、その、お、……おかしい?」



目をキョドらせ、とても不自然だ。



「え?別に…。どうも思わないよ?まぁ世間体からみたらおかしいだろうね。」



しれっとして言う。
おいもやしっこ!もう風邪引いても看病してやんないぞ!
この一言にどれだけ勇気振り絞ったと!



不意にゆうが実瑠の髪を梳く。




「……俺はみのるの髪、綺麗だと思うよ?サラサラしてるし、さわり心地いいし。」





一気に顔が熱くなる。




バカーーー!!!
天然さんめ!!!
わざとか!わざとなのか!



「そ、そそそそうかなぁ?あああ、ありがとうね?じじじ、自信持てたきがするよ!」



動揺してるのがバレないように喋る。
バレバレじゃないか!



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