私だけを見て…


放課後、また彼女に会った


腰のことを気にしてくれていたようで、俺の体を気遣ってくれた


そんなこともう忘れていた俺は、近くから彼女の声が聞こえることに気づいた


思わず探してしまう


やっと見つけた彼女は、クラスの男子と楽しそうに話していた


目の前で話すかわいい後輩と別れ、しばらく彼女を見つめていた


俺もあんな風に話せたらいいのに…



< 93 / 147 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop