もはめっどあります!
そして、その度に現れる「もはめっど」は、彼にとって、なくてはならない存在になって行った。

★☆★☆★☆

眩い照明の光と共に場内にミツルコールが響き渡る。

彼はついに頂点をつかもうとしていた。

そう、世界戦のリングに彼は立っていたのだ。

食い意地の張った、かつてのミツルの姿はそこには無い。

精悍な瞳は人々を魅了し純朴な性格は人々の共感を呼んだ。
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