もはめっどあります!
その日も、ミツルは早めに就寝した。

そして、昨日の夢を見られる様に願いながら、暗闇でぼんやりしていると、なんと、夢にまで見たステーキの御姿が燦然と輝いているではないか。

1キロは有りそうな大物のステーキ。

勿論ミツルは躊躇わない。肉汁滴るそれを、あっという間に完食し、満足して眠りについたのだった。

そして、その次の日も体重の増加は無く、しかも空腹感も感じない。

不思議な事も有る物だ…もしや、ボクシングの神様が、自分を助けてくれているのではとさえも思える程だった。
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