白緑蝶"Ice green butterfly
ケイトの、その言葉に
室内がシーンと静まり返る。

「ケイト?」

「アナタ
 何も分かってないのね
 
 自分の活動を再開して、ただ
 でなくても忙しいこの時期に
 ソラに曲を書いて貰えただけ
 でなく、歌入れにまで参加
 してもらって
 
 まだ、食事にまで
 付き合わせるだなんて

 本当、今時の子って
 図々しい」

「そんなぁ
 どうして、ハルミが
 責められるの?

 関係のないケイトさんは
 黙っててくださいよ」

「関係ないですって
 何なのこの子?」

「ケイト、やめろ・・・」
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