AKIKO
それが広樹の率直に


思った事だった


広樹にはこの時彼女もいなく


漠然とした夢もなく


あてもない日々を過ごす中では


衝撃的な出来事だった


二人が近づくには


それほど


時間が要らなかった


本当の出会いとは


そういうものだ


< 2 / 16 >

この作品をシェア

pagetop