Rose of blood
私たちはガラスのテーブルを挟んで、真っ赤なソファーに座ってお喋りをしている。


カーテンを開けているからお日様の暖かい光が部屋のなかにさし込んでいる。



『瑠花は兄様とどこまで進んだの?』

「ッッ!?ど、ど、どこまでって!?」



そんな事を聞かれると思っていなくて、お茶が変なところに入ってむせてしまった。



『その様子じゃまだキス止まりだ』



セリアルの言葉に私の顔はみるみるうちに赤くなる。


私は頷くのが精一杯だった。



『兄様とは毎晩一緒に寝てるんでしょ?』

「……うん」

『まるで蛇の生殺しだね』



笑って話すセリアルだけど、私は笑えないよぉ……。






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