たまにはそんなコトもある
今日は体が怠い。

きっとあんな夢を見たせいだ。

そのうち、見た夢の事なんて忘れていつもの日常に戻るんだろうけど。

すっかり忘れた頃に、また見るだろう。

この先、何年経っても。

年を取ってお婆さんになっても。

彼は若い頃のままで。

私の心に居座るつもりなんだろうか。

卒業して何か月後、再会した彼に言われた言葉。

「本当は別れたくなかった」

あの言葉に。

私は何年も何年も縛り付けられているのかもしれない・・・。


☆END☆
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