海の唄が聴こえる夜〜想いを君に伝えたい〜


「汐莉…な、なんて事を…。」

福永の声に、汐莉は手を合わせた。

「ごめん、こうちゃんが子供扱いするから…。」

「じゃ…ぼ・僕もいい?」

手を伸ばす福永に、

「だ〜めって…。もっと順に…ね。」

汐莉は甘い声を出した。


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