海の唄が聴こえる夜〜想いを君に伝えたい〜


男子部屋(浩二と福永だけだが)の奥で、布団に包まっている浩二に、福永は声をかけた。

しかし、浩二の返事は無かった…。


「松浦…いい加減にしろよ…。よく、このくそ暑いのに布団被っていられるな!」

福永は、布団を勢いよくめくった。


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