海の唄が聴こえる夜〜想いを君に伝えたい〜



「汐莉に告られたんだって?」

撮影待ちの浩二の隣りに福永が来た。

「声…こぇ〜よ。」

浩二は福永を見た。

「下手な駄洒落だな…。」

鼻先で福永は笑った後に尋ねた。

「別に怒ってないけど…、なんで汐莉はお前に世話をやくんだろうな。」


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