海の唄が聴こえる夜〜想いを君に伝えたい〜


「ありがとう、たっ君。」

汐莉はそう言うと背伸びをして、自分の唇を福永の唇に重ねた後、

キョトンとする福永に、

「たっ君、大好きだよ。」

と、微笑みかけた。

福永はただただ唖然として立ち尽くした。


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