いつも強がりだったキミへ
隼ちゃんこと


沢田 隼(サワダ シュン) 

私と同じく22歳



「ねぇ....今度は、旅行に連れてってくれるって・・・言ったじゃない」



つい目の前に置いてしまう写真立て



その写真立てを見るたび



隼ちゃんとの、さまざまな思い出が走馬灯のようによみがえる。




――そう、生きていれば・・・私と同じ22歳。





無言で旅行誌を閉じて、電気を消す。



もう、この日々を何回繰り返した事だろう。


毎日毎日....同じ事の繰り返し




「隼ちゃん...戻ってきてよぉ....」



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