マイベイビー&ハピネス☆
俺って最低かもしれない。

いやホント。

「食欲旺盛だね」

大翔にミルクをあげるヒカル。

新一と別れプレハブに来ると、ヒカルがいた。

「協力するって、言ったじゃん」

そう言って、笑顔で大翔の世話をしてくれる。

その優しさが、胸にチクリ。

もし、大翔がヒカルの子でなかったら。

もし、今抱いている赤ん坊が、俺と浮気相手の子だとなったら。

これ以上の裏切りがあるだろうか。

考えただけで、絶望的。

それなのに俺ときたら。

かわいいなぁ、なんて言ってミルクをあげてるヒカルを、かわいいなぁ、なんて思ってボケッと見つめてしまっている。

ホント、ヒカルが母親ならいいのに。

でも、彼女が母親の可能性は一番低い。


「ねぇ、薫。これってあせもじゃない?」

「・・・ん?ん?何?」


ぼんやりしていた俺は、あわてて覗き込む。

見ると、大翔の肩近く、背中に赤くプチプチ。

「ちゃんと、お風呂入れてる?」

「いや…。専用のウェットティッシュで拭いてただけ」


「ちゃんと入れてあげたほうがいいよ。

あ、そうだ。今から薫ンちで入れてあげようよ」


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