好きになってごめんね……先生。
自分でも顔が赤くなってくのがわかる。



やっぱりなっちゃんには何でもバレてしまってる。



「じゃあ、また明日。奈緒、頑張って。」



「…うん。バイバイ。」



そう言うとなっちゃんは帰っていて私は化学室に向かう。



なっちゃんがからかうからドキドキして緊張してきた私。



ハァ。深呼吸をしてから化学室のドアをあけるとそこには白衣を着た先生がいた。
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