好きになってごめんね……先生。
なっちゃんと同じように拓海は私の事は何でもお見通しだった。



私に何かあると2人はいつも駆けつけてくれて私を甘えさせてくれる。



ママはいつも仕事で私が風邪を引いてもほったらかしで心細いときは2人がいつも一緒にいてくれた。



でもいつの間にかなっちゃんだけになって拓海は駆けつけてくれなくなった。



「わかったよ。」



ちょっとダルそうにだけど私が甘えると嫌とは言わない拓海。



それに私の顔をみただけで何かあったことを気付く拓海は変わってないと思う。
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