好きになってごめんね……先生。
先生が私の方に向かって歩いてきて私と拓海の前でとまる。



「雪村〜。雪村奈緒。化学室来いよ。」



「えっ?」



そう言うと私の返事も聞かずに先生は教室を出ていった。



チラッと拓海の方をみる私。



「待っててやるよ。」



「うん。急いで戻ってくるから。」
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