黒ユリのタンゴ
それで、自分がいない間に『ミス文芸部』が決まったから、脅迫状を?

ずいぶん短絡的な話じゃない?


「ただ、小倉先輩ってのが、学校にも来てないらしい。

なんかの病気かはわからないんだけど」


だったら、脅迫状なんて出せないんじゃないの?


「そこなんだよね」


うーん。やっぱり違うのかな。

二人で頭を抱え込む。



ふと気付いた。

「ねえ、神田君。

脅迫状って、確か休み明けに見つかったんだよね。

ってことは・・・」



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