俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
そして、尚哉が紗和の情報を少し仕入れて来て私にそっと教えてくれた。それによると…

紗和は、中学時代から女の子一筋で男性関係は、全く聞かなかったそうである。彼女は女の子しか愛する事が出来ない上に情熱的でも有ったらしい。

「や、ヤバいんじゃない、それって…」

「ああ、ちょっと読みが甘かったな。答える前にちゃんとリサーチして答えてやるべきだった」

「――もし、優香がイケない道に歩み行ったら、その片棒は尚哉が担いだんだからね…」

私の微妙な表情に、尚哉は耐えきれずに私から視線を外して佇んだ。

「済まない、優香…」

尚哉は小さな声でそう呟いてから、彼女の肩に優しく両手を置いて天井を見上げた。なんだか、自分を見て居る気でもするのだろうか…
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