俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
「実践って、紗和ちゃん、どうするの?」

「うん、私、通訳か翻訳家を目指す。だから、映画を一杯見るの」

私は、ほうっと思った。なるほど、翻訳家か。

有る意味手に職を持つと言う事に成る訳だ。

「やっぱり、英語がメインに成るのかな?」

私は紗和にそう聴いてみたが、彼女いわく、出来れば2~3カ国語は守備範囲に入れたいと言う事だった。

「優香はどうするの?何か考えてるの?」

私の質問に優香は苦笑い。

「えへへ、実は未だ何にも考えてないんだ。何して良いのかも分かんなくてさ」

それも良いと思う。

だって、私達はまだ若い。

だから、そう急いで一生の事を決めR必要も無いだろうとも思う。

大事なのは、前向きに考える事だと思った。

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