俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
「それって、大吉よりラッキーらしいぞ」

「――そ、そうなの、でも…」

「そう言うおみくじを木に結ぶんだよ。

それで厄除けに成るんだそうだ。

「でも…」

「いいから、今年の桃子は一味違う。そう思えばなんて事無いだろう。有る意味神様に眼をかけて貰ってるんだからな」

と、言う訳で、私は「凶」のおみくじを、境内の木の枝に結んで、一応お祈りをした。

「これで、良いの?」

「ああ、それで」

尚哉は優しく微笑んで、私の手を取りゆっくりと歩き始めた。
< 241 / 259 >

この作品をシェア

pagetop