俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
教室に西日が差し込んで、景色がぼんやりと浮き立って見える。

幻想的なその中で私と尚哉は二人きり…

尚哉は本を机の上に置くと立ち上がり、私の前に黙って立った。

私は上目遣いに尚哉を見たけど、逆光が眩しく見えて、思わず眼を細める。

その様子を見た尚哉は、私の頬を右手で撫でると顎を掴んで上を向かせ、私の唇に自分の唇を優しく重ねた。
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