俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
「どうした、桃子…」

尚哉が登校してきて教室内の異変に気が付いて私の処にやってきた。

「え、あ、うん、なんでもない…」

「何、隠してるんだ」

「なんでもないから」

そう言っても隠し通せる訳も無く、花束は尚哉の手に渡った。

彼は、それを無言でゴミ箱に捨てさる。

尚哉は集まったクラスメートを一瞥してから自分の席についた。

◆◇◆◇◆◇

「ねぇ、桃子、あんたなんで、昨日来なかったの?」

中学からの友人の優香がちょっと怒った表情で私にそう言った。

「え?何の事?」

「何って、一緒に買い物行こうってメールくれたから、そこで待ってたのに」

「え?」

「ほら、これ…」
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