それじゃバイバイ。【微BL】
「卒業おめでとう」
「ありがとうございます」
この先の未来なんて、
遠すぎて考えられない。
だから今はとりあえず、
愛する人のそばでなんとなく生きていようと思う。
先輩がそうと決めて、
もうなんとなくではなくなったように。
いつかは、僕もしゃんと立てるように。
2人で校門を出て、僕は後ろを振り返る。
いつの間にか少しだけ吹いた風に、
さっき撒いた花が飛ばされていた。
丁度3本、固まって落ちている。
それはまるで、
いつかの僕らのようだった。
屋上に向けて手を振った。
そして僕は、歩き出す。


