豪華絢爛

6◆御海道組VS羽柴組




ここは羽柴組本家前...

辺りは緊迫した空気が流れていた


厳つい男達数十人が獅輝の回りに立ち


獅輝は煙草を吸いながらトキと上島を連れて龍姫を待っていた





すると前方から2台のバイクが突っ込み、獅輝の前で急停止した



運転している那智と目が合うとお互い睨み合っていた

龍姫...
破龍華の奴らといるって電話で言ってましたが

まさかこの三人といたとは...

総長の羽柴那智

そして副総長である二翼の樹と蓮...


余程私を怒らせたいようですね....笑

獅輝からあの黒いオーラを感じる...!!泣


那智の後ろに座っていた龍姫へと届いた




獅「あなたは羽柴組の若頭、羽柴那智じゃないですか...
制裁の情報を聞いて止めようとでも?」


那「いや反対に俺はお前らの側につくつもりで来たんだよ!!
龍姫の差し金でね。」



獅「龍姫が....」


那智の口から龍姫の名がでたことに獅輝達は驚いていた


那智の後ろに座っていた龍姫は降りると、ヘルメットを脱いだ

龍「那智は私のトモダチだ。
それに今回は親と仲を戻す為に連れてきたから!!」


龍姫の予想もしない言葉に誰もが口を開けっぱなしだった


那「ほら、だから皆驚くって言っただろ?」


龍「そんなに驚かなくても...
獅輝、勝手に決めたことだけどいいかな...?」


龍姫は獅輝の様子を伺っていた


ト「龍姫さん、それは無理なことです。
第一裏切って4代目を殺すかもしれないでしょう!!!!!」

獅「龍姫がちゃんと命を守ってくれるならいいですよ」

獅輝の有り得ない返答にトキはため息をつくしかなかった




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