豪華絢爛


獅「龍姫、ありがとう。」

獅輝は重い瞼を微かに開け、龍姫が座るのを確認すると微笑み目を閉じ夢の中へと入った


数秒後に寝息が微かに聞こえてきた




やっぱり疲れてたんだ...御海道組の頭って言っても人間だし

何より私と同じ歳でまだ高校生だしね...


龍姫は寝顔を見て微笑むとそっと獅輝の髪を触った



ト「クスッ。
4代目が誰かの前でこんなにも安心して寝ているなんて♪」


龍「えッ!!」

いつの間にトキさんが私の横に!!!!

俺としたことがトキさんの気配に気付かなかった....


トキが現れたことに気付けなかった龍姫は深く落ち込んでいた


ト「4代目が誰かの前で安心して寝ている姿を見たのは初めてなんですよ♪
私の前ですら寝ないですからね...
龍姫さんをとても好いているようですね♪」



トキの思わぬ発言に龍姫の顔は赤くなっていた


そっか、俺を信用してくれてんだな♪



龍「じゃァ獅輝も俺と同じでトモダチとして好いてくれてんだ♪
嫌われてるのかと思ってたから、安心したわ。」



ガクッ!!!

龍姫の言葉にトキは苦笑いしつつ肩を落としていた



どうやら龍姫さんは

異性に対する゙好き″と言う女性が絶対に感じる部分がまだ成長してないようですね...笑





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