*フレンズ*




知ってるよ。


こんなに話してたら恋が危ない事に気付いた。


私の悪い癖。


夢中になるとその場の一番大切な事を忘れてしまう。



「てめぇ等も来い。来ねぇとしょうちしねぇ」

「「行きます!行かせて下さい」」



急いで教室へむかった。



「イヤー!!」



教室の近くで叫び声が聞こえた。



「恋!!!」



扉をおもっきり開けた。



「彩!!助けて」



恋の姿は制服のシャツも剥ぎ取られ顔も全てがクシャクシャになっていた。



「なんだてめぇ」

「邪魔すんじゃねぇよ」



男は二人……余裕か…。



「てめぇ等こそ女相手に何やってんだ?」

「何って…見てわかんねぇ?」



二人そろって笑っていた。




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