LOVE SONG
と、いうことで、マネージャーを含めた7人はぞろぞろと近くのラーメン屋に入った。

直子はちゃっかり成田の横に陣取った。

「俺の曲も実は出来たんだぜ。今日か、明日には送っとくから」

と、前迫。

「どんな曲?」

「それは聴いてのお楽しみでしょ」

「ケチ」

「ケチとかいうなよ」

「俺も大体出来たよ」

と、高原。

「どんどん出来上がってくるから大変だな、これから」

と、前迫。

「渋座はまだ全然出来てないみたいだけどな」

と、岡林が言ったので、中里と、メンバー3人は何と無く成田の方を見ると、成田は直子と楽しそうに話し込んでいた。
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