LOVE SONG
「ねぇ、これから昼飯食いに行こうぜ」

と、高原。

「そうだな。もうお昼だし、一緒に行こうよ」

と、岡林が中里に言った。

「うん」

「よし、行こ。渋座も行こうぜ。それと、えーっと…」

と、前迫が直子の名前を思い出していると、待ちきれずに、

「直子ですっ」

と、直子が自ら名乗った。

「そう!直子ちゃんも一緒に行こう」

「はいっ!」
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