純情ハニィ
 


 イライラしながら
 コーヒー牛乳を別に買う。

「カフェオレ待ってろよ、
 明日はわたしが買ってあげる!」
「わけ分かんないから」
「うう……七恵さん酷いっすよ」

「ていうか明日、
 入ってるか分からないでしょ?」

 相変わらず怖いです七恵さん。
 それでも七恵の美貌を前にしたら
 そんなことは言えなくなってしまう。

 まるでモデルのような体形で、
 すらりとした顔立ち。
 すべてのパーツが完璧なお人形だ。

「あああっ! そうか」



 
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