双子っ子☆天使~深遊&早遊~
別れと、旅立ち
それから、深遊の意識は戻る事は無かった。


亡くなった日。


告別式。


あたしは、無表情のまま。


翼くんと一緒に過ごした。



「同じ顔だから。辛くない?」


尋ねたら。


「深遊は深遊。早遊ちゃんは、早遊ちゃん、だよ。」


翼くんは、言った。


ちゃん、に距離を感じた。

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