幕末女剣士~新選組~


「じゃあ沖田さん!次の曲がり角
で右と左に別れましょう!」

「わかりました。じゃあ私は
右に行きますね」

「じゃあアタシは左に!」

後ろを確認すると

土方さんがまた追いかけて

来ている。

「それじゃあお美穂チャン!」

「はい!ご武運を!」

「ハハッ確かに武運です」

そしてアタシは左に曲がった。

曲がって直ぐの部屋に入り

様子を伺う。

「待て総司――――!」

「えぇ?なんで私なんですか!?」

「まずはてめぇからだぁ!!!」

バタバタ--

「ふぅ~助かった……」

ごめんなさい沖田さん…

正直こうなるって思って

切り出しました……

逃げ切ってくださいね。

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