幕末女剣士~新選組~
「なんだなんだお前ら!!
まるで付き合い始めたばっかりの
恋仲の会話みたいだぞ!!」
「ちょっと左之さん五月蝿い。」
「ごめん…」
……ありがとう平助。
「あのさ平助!さっきはごめんね…」
「えっ?いや、俺も悪かったし!」
「でも…あんな追い出し方
ないよね……ごめん。」
アタシは頭を深々と下げた。
「あ、っいや…そんなこと
すんなよ!!」
平助はそっとアタシの頭をあげると
いつものあの笑顔で笑ってくれた。
「ほら!飯食おうぜ~」
「うん!」