そら。―HAPPY STORY―







「あら、宮下ってもしかして香クン?」



夏美の家に居たのは、ノホホンとした母親だった。




息切れをしながら、俺は夏美が居るかを問う。



すると、




「お見舞いに来てくれたの?夏美は別に大丈夫よ」




拍子抜けした。






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