夢見た日から


全然負ける気しねぇ。




俺の方が彗のことよくわかってるし……




「じゃあ、遠慮なく今からこいつ借りるな」




はあっ!?




今日は俺の誕生日だっての!!




「それは無理。今日は俺だけの彗だから」




って言っても今日はもう遅いから何もできねぇけど…




「彗、帰るぞ。送ってく」




「え、あっ、うん!!陽さんすいません。一通り片付けたので失礼します」




そのまま二人で歩く。




「彗はあいつの方がいい?」




「えっ?」




「やっぱ、いい。気にすんな」




自信満々に言ったわりには、そこまで自信がない。ここで頷かれたら立ち直れねぇし。




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