姫と王子のらぶらぶ日和。【完】
寝言
昼食と5限目を終え、時は放課後




俺はいつものように姫の教室へと足を進めていた




姫には先に行っておいたが、今日は日直で少し遅い時間になってしまった




待たせては悪いと思い、友達と先に帰ってもらっていてもいいともいったが、姫は俺と一緒に帰りたいと言った




恥ずかしがり屋の彼女がそんな大胆な発言をするのは、姫が鈍感だから




ま、その鈍感さも可愛いんだけどな




自然と緩む頬を押さえ、愛しい彼女のもとに、俺は走った



やっと姫の教室に着いた!!



がらりと大きめの音を立てて、俺は扉を開いた



「ごめん、姫!!遅れ・・っ」



俺は姫を見つけ、思わず口元を押さえつけた





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