す れ ち が い
story*02
好くより好かれる
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「友紀ー!!ごめんっ!ほんっとごめんね!!
いつか絶対埋め合わせするからっ!!」
「もういいって〜。彼氏待ってんでしょ?
早く行かなきゃっ! ―――ほらっ!!」
「うっわっ!!・・・うん・・・。
ほんとにごめんね。ばいばい!!」
「ばいばい!!」
私は今日、久しぶりに舞花と放課後遊ぶ約束をしていた。
でも舞花は最近できた彼氏にデートに誘われた。
必死に謝ってくる舞花に、私は背中を押して追いやった。