す れ ち が い




小さいときから 時々見せる秀吾の優しさに
私はいつも甘えていた。


だから私も、

“いつか、秀吾に頼ってほしい。”

“私ばかりが頼っていてはいけない。”

と 思うようになった。



まあ こんなこと、秀吾には絶対言わないんだけど。






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