す れ ち が い



「じゃあオレ戻るよー。腹減ったし。ばいばい。」


「また彼女に会わせてねー!!」


「///…そのうちね。」


顔を真っ赤にした利樹くんは、ちょっとかわいかった。





教室に入ろうとして振り返った瞬間、私はばっちり森川くんと目が合った。


“えッ…私の方…見てるよね…?”


しばらく目をそらせずにいると、誰かに肩をたたかれた。



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