蹴球魂!!!!
「あ…飛鳥…今、何て??」

「え??俊介は本当に晃汰が好きだなって…」

「そうだよーん♪晃ちん大好きーっ☆」


そう言って、俊介は晃汰にガバッと抱きついた。

…目の前の光景が、信じられません……。


「飛鳥…どーゆー事????」

「俊介は、生粋のホモで、晃汰が大好きでしたって事ー!!」

「……。」


物凄い愛情を持って抱きつく俊介。

全力で逃れようとする晃汰。

その光景を温かく身守る飛鳥。


お母さん、あたし…やってける気がしません…。


「ま、とりあえず帰ろーぜ??」

とんでもない状況での飛鳥の提案。

「うんうん!!帰ろっっっ!!!!」

助かった…。


「はぁ…疲れた…」

帰り道、晃汰は本当に疲れきった顔で溜息混じりにそう言った。

「まさか俊介があんなだったなんて…」

「初めて会った時から、ずっとあれ。キツい…」


いつもは無愛想で口数の少ない晃汰が、今日はいつに無く喋ってた。


「じゃあ、あたし降りるね!!」

最寄り駅に着いて、あたしはそう言った。

「また明日ー!!」

「ばいばーい☆」

「じゃ。」

3人にばいばいして、家へと向かう。


あのメンバー、一緒にいておもしろいなぁ…♪

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