隣のナイト幼なじみはヤンキー
あたしと目が合ったとたん、桜太はニカッと笑って、慌てて壁の陰に隠れてしまう。


……リキはああいうけど、今日の放課後にでも、とりあえず桜太に報告だけはしておこうかな?


幼なじみなんだし、また3人で仲良くできないのかなぁ。


「ねぇ、リキ~」


クイクイとリキの制服の裾を引っ張る。


「なんだよ」


うわ、それがさっきまで抱きしめてた彼女に対する言い方?


けど、カッコいいから許しちゃうっ!






「桜太もリキもヤンキーでしょ。なのにどうして仲良くないの?」


「……アイツ、ちょっと違うし」


「違うって?」


「チームも違うし……。第一、毎日夜10時に寝るヤンキーなんか知らねーっつの」


10時!?


そういえば……桜太のママが前に言ってたっけ。


『ウチの子、いきがってるけど意外とマジメなのよ~って』


……なるほど。




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