隣のナイト幼なじみはヤンキー
「だから阻止するっつってんの」


「勝手なこと言わないでよ!?あたし、リキが……好きだし」


「好きぃ?一時の気の迷いだろ。大丈夫、すぐ忘れるって」


桜太はケラケラ笑ってる。


忘れないし、迷ってもないから!


「キ……キスだって、したもんっ」


あたしがそう言うと、桜太は平然とした顔で、その先のことを聞いてきた。








「エッチは?」


「……は、はぁっ!?」


してないしっ!!


真っ赤になったあたしを見て、ニヤニヤ笑う桜太。


「あ、もうやられた?でもなぁー……体の目的かもしんねぇし?花梨、出るとこ出てるからな」


「やってませーん!それに、桜太って、そんな目であたしを見てたんだ!?やらしいっ!」


近くにあったクッションで、桜太の頭を思いっきりたたいた。


「ちょっ……やめろって。いや……フツーだし。花梨スタイルいいからな?つい、視線がいく」


「きゃーっ、変態っ!!」



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