隣のナイト幼なじみはヤンキー
信じてる
リキが1階に下りてから、あたしも急いで制服を着て、階段をかけおりた。


リキのパパの様子、尋常じゃなかったよね。


あたしがリキを誘惑したのがいけなかった!?


リキのパパ、冗談でキャミソールくれたのかもしれないし(かなり本気っぽかったけど)。


階段を下りると、リビングの壁にリキがよっかかってるのが見えた。


……!?


お腹を抱え、苦しそうな顔をしてる。


「リキッ!?」


あたしが駆け寄ろうとすると、リキのパパに腕を引っ張られた。


「花梨ちゃん、邪魔すんな?コイツとの話、まだ終わってねーから」


「話って……殴ったんですか!?ひどいっ」


「これがウチのやり方だから。間違っても、途中でかばったりとかすんなよ?

リキ、自分が間違ってないって思うなら、やり返せよ」


リキのパパは、あたしの背中をそっと押すと、リキに向きなおった。

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