君へ


『あれ…ない…』

私はなんとカラオケに携帯を忘れてしまっていたのだ。


「ごめん、みんな。ちょっとカラオケに
忘れ物したから取りに行ってくる。

先に解散してて」


そう言って私は走りだそうとした。


「えっ。じゃあうちも行く。」

友達が1人言ってくれた。

えっ、と私も驚いていると、その子は


「あ~…危ないし
男子も必要だよねっ。
そこの2人着いてきてよ。」

そう言って友達は2人の男子を呼んだ。





―――そこに君がいたんだ。

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