僕が彼女といる理由

聞きたいコト


百合の部屋の前にたって

なにから切り出すべきか考えたていた。




指は、

答えを見つけるまえに

インターホンを押していて

『はい?』

『…オレ。』


『……どーぞー?』




なんのへんてつのない言葉で
僕は迎えられた。





< 47 / 84 >

この作品をシェア

pagetop